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消防士の年収については、『気になる消防士の年収(お給料)はどれくらい?』のページで詳細をご紹介してきました。

今回は、結婚を意識し始める30代の消防士に限定して、その年収を細かく見ていきたいと思います。

平均年収自体は、先ほどのページにも載っているように、約600万円という数字になっています。

ですが、この数字はあくまでも「平均」年収ですから、同じ消防士であってもこれより年収が多い人もいれば少ない人もいるのです。

30代よりも40代、40代よりも50代の消防士方が年収が高いのは納得できますが、同じ30代消防士なのに年収に差が出てくるのはちょっと疑問ですよね?

そのあたりの理由を詳しく調査しました。

都市部・地方で年収が違う

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実は同じ消防士という職業であっても、同じ30代という年齢であっても、勤務地が違うだけで年収も違ってくるのです。

その理由は、消防組織を管理しているのがその土地の市町村になるからです。

自治体がそれぞれ定めた条例などに基づいて、消防士のお給料や手当が決まってきますので、年収にも差が出てくるのです。

傾向としては、地方よりも都市部の消防士の方が年収が高いようです。

また、自治体の財政状況などもかかわってきますので、経済的に潤っている自治体の消防士の方が年収も高くなるようです。

考えてみれば当然のことのように思えますが、知らずに消防士と結婚してしまうと、後からギャップを感じてしまう可能性がありますので、こういった年収の仕組みは理解しておくべきかと思います。

また、単純に地方だから・都市部だからと機械的に年収が決まっているのではなくて、やはり人口も建物も多い都市部での消防活動は激務になる為、年収も地方より高くなっています。

救急救命士の資格に手当がつく

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同じ30代消防士であっても、この救急救命士の資格を持っているかどうかで年収も変わってきます。

この資格があれば月に5万~10万ほどの手当が出る為、同年代の消防士の中でも年収が数十万単位で変わってくるのです。

救急救命士は国家試験に合格しなければいけませんので、そう簡単な資格ではありませんが、年収への影響や現場での活躍の幅を考えるとかなりメリットがあるかと思います。

階級により年収が異なる

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普通のサラリーマンのように、消防士にも階級がありますので、やはり出世をした方が同じ30代消防士であっても年収は高くなります。

いわゆる火災現場で消化・人命救助をする消防士さん(消防隊員さん)は、一番下の階級になりますので、年収も低くなります。

この現場での働きが認められ、指揮をとるリーダー的存在のポジションになると、消防副士長という役職になり、さらに昇任試験に合格すれば消防士長という役職に就けます。

それから、さらにキャリアを積んで試験に合格すると、消防司令補→消防司令というように昇級していきます。

消防司令は現場での最高責任者となり、責任を持って指揮・決定を行う役職になります。

さらに消防指令長となると、現場での消火・救助を実際に行うことはなくなりますが、複数の隊に指示を出して現場を動かします。

そしてその上は、消防署長のポジションになってきます。

消防士が100人以上いる消防署の署長は、消防監

200人以上なら、消防正監

政令指定都市の消防本部においての消防長なら、消防司監

最後に、東京消防庁のトップが、消防総監

となります。

以上が消防士の階級になりますので、30代であっても上の役職についていれば年収も高く、階級が低ければ年収も低いというシステムになっています。

このように、30代の消防士と一口に言っても、その個人によって年収にはずいぶんと開きがあるものなのです。

ですから、消防士と結婚したいと考えているなら、相手が消防士の中でもどんなポジションで働いているのかを知っておくと、具体的な年収や生活スタイルのイメージがしやすくなります。